突然来る関節の痛み！？

こんにちは！長崎県諫早市鷲崎町にあるサンテ鍼灸整骨院の

ソーラン節は今でも踊れるほど身体にしみついている野村です！

ふと、思ったのですが・・・ソーラン節ってなぜ運動会で踊らないといけないのでしょうか。

思い返せば、小1～6年　中学１年と踊っていました！ここまでくれば習い事のようですね汗

たまに、網をかき上げたくなります照

さて、今回は「痛風」についてまとめていこうと思います！

痛風とは？？

痛風は、尿酸の蓄積が原因で関節やその周辺組織に炎症が起こる疾患です。通常、体内の尿酸は尿として排泄されますが、尿酸の生成が増えたり排泄が不足したりすると、尿酸が結晶化して高尿酸血症が関節に蓄積し痛風を引き起こすことがあります。痛風は30～50歳代の男性に好発する。発症年齢は次第に若年化しており、最近の調査では３０歳代の発症が最も多い結果が出ています。

痛風の主な症状は急激な関節の炎症であり、通常、足の親指の付け根や膝、足首などの関節が影響を受けます。この炎症は非常に激烈で、激しい痛み、腫れ、赤みを引き起こします。発作は通常、夜中や早朝に始まります。

痛風の原因には、食事による尿酸の摂取増加、アルコールの過剰摂取、肥満、遺伝的な要因が含まれます。

痛風の主な原因は？？

1. 高尿酸血症（Hyperuricemia）: 血液中の尿酸濃度が上昇することがあります。これは、尿酸の生成が過剰であるか、または腎臓による尿酸の排泄が不十分な場合に発生します。
2. 食事: 尿酸は体内でプリンと呼ばれる物質から生成されます。プリンは特に肉や魚に多く含まれており、これらの食品を多く摂取することが尿酸の生成を促進する可能性があります。
3. 遺伝的な要因: 家族歴がある場合、痛風になりやすい遺伝的な要因が関与している可能性があります。
4. 肥満: 肥満は痛風のリスクを増加させる要因の一つとされています。
5. アルコール摂取: アルコールは尿酸の排泄を妨げる可能性があり、過度な飲酒は痛風の発作を引き起こす可能性があります。

痛風の症状は急性な関節の炎症（通常、足の親指の関節が影響を受けやすい）、激しい痛み、赤み、腫れなどが含まれます。

痛風の症状は？？

1. 急性な関節の炎症: 痛風の典型的な症状は、急激な関節の炎症です。通常、足の親指の第一関節が最もよく影響を受けますが、他の関節（足首、膝、手首など）も影響を受けることがあります。痛みは非常に強く、触れられることや動かすことが難しいことがあります。
2. 赤みと腫れ: 痛風の発作に伴って、関節周囲の組織が赤く腫れることがあります。
3. 激しい痛み: 関節の炎症により、非常に激しい痛みが生じます。発作が進行すると、日常の活動や触れられることが非常に苦痛となります。
4. 発熱: 痛風の発作には発熱も伴うことがあります。

これらの症状は通常、24時間以内に達し7～10日程度でピークに達しその後症状が緩和することがあります。発作が治まると関節の機能は回復することがありますが、再発の可能性があります。

痛風は慢性的な疾患であり、発作が繰り返す場合があります。また、慢性的な尿酸の蓄積によって関節や軟部組織に尿酸結晶が沈着し、関節破壊や石灰沈着などの合併症が生じることもあります。

痛風を発症しやすい人

1. 高尿酸血症: 血液中の尿酸濃度が上昇することが痛風の主な原因です。これは、尿酸の生成が過剰であるか、腎臓による尿酸の排泄が不十分な場合に発生します。
2. 遺伝的な要因: 家族歴がある場合、痛風にかかりやすい遺伝的な要因が関与している可能性があります。
3. 食事: 高プリンの食品の摂取が痛風のリスクを増加させることが知られています。肉や魚、アルコール、高糖分の飲み物などが該当します。
4. 肥満: 肥満は高尿酸血症を引き起こすリスクを増加させ、痛風の発症が起きやすくなります。
5. 性別と年齢: 男性は女性よりも痛風にかかりやすい傾向があります。女性は通常、更年期以前まで尿酸を効果的に排泄できるためです。また、中年以降の年齢で痛風のリスクが増加します。
6. 慢性疾患: 高血圧症、糖尿病、腎臓疾患などの慢性疾患を持っていると、痛風のリスクが上昇することがあります。

これらの要因が組み合わさることで、痛風のリスクが高まります。痛風の予防には、健康的な食事、適切な体重管理、アルコールの控えめな摂取、定期的な運動などが役立ちます。

痛風の治療法

痛風の治療にはいくつかのアプローチがあり、これは発作の急性期の管理や予防の観点から考えられます。

1. 急性期の治療:
   • 非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）: 痛風発作時の痛みや炎症を軽減するために使用されます。例えば、イブプロフェンやナプロキセンなどが含まれます。
   • コルチコステロイド: 非ステロイド性抗炎症薬に耐性がある場合や使用が難しい場合に、関節内に注射されることがあります。
2. 尿酸降下療法:
   • 薬物: 尿酸を降下させるための薬物が使われます。アロプリノールやフェブキソスタットなどは、尿酸の生成を減少させる働きがあります。
   • プロベネシド: 腎臓を通じて尿酸の排泄を増加させる薬物です。
3. ライフスタイルと食事の管理:
   • 食事の改善: プリンが豊富な食品（肉、魚、ビールなど）の摂取を制限し、適切な水分摂取を行います。
   • アルコールの制限: アルコールの摂取を制限することが重要です。
   • 体重管理: 適正な体重を維持することが尿酸の制御に寄与します。

痛風の発症しやすい場所は？

痛風の発作が一般的に見られる部位は、通常、関節です。以下は、痛風の発症が比較的よく見られる部位です：

1. 足の親指の第一関節: 痛風の発作が最も頻繁に見られる場所の一つです。この関節が痛風性の炎症を受けることがよくあります。
2. 足の他の関節: 膝、足首、または他の足の関節も影響を受けることがあります。
3. 手首や指の関節: 手の関節も痛風の発作を引き起こす可能性があります。
4. ひじ: ひじの関節も痛風の影響を受けることがあります。

これらの関節が痛風の発作によって炎症を受けると、激しい痛み、腫れ、赤みが生じることがあります。足の親指の第一関節が最も一般的な場所であることから、「痛風の首」とも呼ばれることがあります。

なお、痛風が発症する場所は個人差があり、全ての人が同じ部位で痛風の発作を経験するわけではありません。発作が続くと、他の関節や組織にも尿酸結晶が蓄積されることがあり、これが進行すると慢性的な合併症が生じる可能性があります。