テーピングについて！

こんにちは！長崎県諫早市鷲崎町にあるサンテ鍼灸整骨院

柔道整復師の野村です！

今日、柔道整復師の国家試験合格発表の日になります！！結果はどうだったでしょうか？？

合格した方、これからが本番になります！３年間で得た知識で患者様の笑顔を増やしていけるように共に頑張っていきましょう！

不合格だった方、諦めなかったらいつか必ず受かります！勉強法を変えてみるなど工夫をして頑張ってください！でも、まずは息抜きをしましょう。今まで全力で走ってきたと思います。一度気持ちをリセットして切り替えて頑張りましょう！

ちなみに野村はストレートでは受かってません（笑）アドバイスとしては柔整・看護・理学の過去問の解剖学、生理学をひたすら解くことです。（笑）一般問題は20点は上がります！必修は気合です！（笑）頑張ってください！

さて、今回は「テーピング」についてまとめていこうと思います！

スポーツをされている方、していた方は巻いたことがあると思います。テーピングには様々な役割があることを知っていましたか？？

テーピングの役割

テーピングの役割は、大きく以下のように分けられます。

1. サポートと安定性の提供:
   • テーピングは、関節や筋肉を安定させることで、運動中の怪我や再発のリスクを減らします。特に、捻挫や筋肉の緊張などで関節が不安定になっている場合に役立ちます。
2. 保護:
   • テーピングは、怪我をした部位を保護し、二次的なダメージを防ぎます。例えば、捻挫や打撲などの怪我をした場合、テーピングによってその部位を安定させ、再び負傷するリスクを軽減します。
3. 疼痛管理:
   • テーピングは、特定の筋肉や関節に圧力をかけることで、痛みを和らげる役割を果たします。筋肉や関節の安定性を高めることで、痛みを引き起こす要因を軽減することができます。
4. 姿勢のサポート:
   • テーピングは、姿勢を正しい位置に保つためのサポートを提供します。特に、姿勢の乱れや特定の筋肉の弱点がある場合に、テーピングを使用することで姿勢を改善し、負担を軽減することができます。

これらの役割を果たすために、テーピングは様々な方法で行われます。それぞれの目的や症状に応じて、適切なテーピング方法が選択されます。

テーピングの種類

テーピングには、さまざまな種類があります。それぞれの種類は、異なる目的や利用シーンに応じて選択されます。

1. キネシオテーピング（Kinesiology Taping）
   • 伸縮性のあるテープで、筋肉や関節の動きを制限することなく、サポートを提供します。
   • 皮膚に貼付されるテープが特有の波形を持ち、筋肉や関節の動きをサポートするとされています。
   • 血液やリンパの流れを改善し、疼痛の軽減や筋肉の機能改善を促すとされています。
2. 剛性テーピング（Rigid Taping）
   • 主に安定性や保護を目的として使用されます。
   • 伸縮性の少ないテープで、関節や筋肉を固定し、怪我を予防したり、治癒を促進することができます。
   • 一般的に、剛性テープはスポーツの怪我や捻挫などのサポートに使用されます。
3. 機能的テーピング（Functional Taping）
   • キネシオテーピングと剛性テーピングの中間的な特性を持つテーピング方法です。
   • 動きを制限せず、関節や筋肉の機能をサポートしつつ、安定性を提供します。
   • 主に怪我の予防やパフォーマンスの向上を目的として使用されます。
4. リジッド・ストラッピング（Rigid Strapping）
   • 高い剛性を持ち、強力なサポートを提供します。
   • 主に大きな関節や重要な安定性を必要とする部位に使用されます。
   • スポーツでの大きな負荷や高いリスクを伴う動きをする際に使用されることがあります。

これらのテーピング方法は、それぞれ特定の状況や目的に応じて選択されます。

テーピングの適応症状

テーピングは、さまざまな症状や状態に対して適用されることがあります。

1. 捻挫（スプレイン）
   • 関節の周囲の靭帯が損傷した場合に、テーピングが安定性を提供し、怪我の治癒を促進するのに役立ちます。
2. 挫傷（ストレイン）
   • 筋肉が過度に伸展されたり損傷したりした場合に、テーピングがサポートや保護を提供し、痛みの軽減や筋肉の安定性を向上させることができます。
3. 関節の不安定性
   • さまざまな原因によって関節が不安定になった場合に、テーピングが安定性を提供し、関節の機能をサポートすることができます。
4. 疼痛管理
   • 痛みを軽減するために、テーピングが筋肉や関節に圧力をかけることで、痛みの感じ方を変えたり、筋肉の動きを調整したりすることができます。
5. 姿勢のサポート
   • 姿勢を改善するために、特定の筋肉群をサポートすることで、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
6. スポーツパフォーマンスの向上
   • スポーツ競技において、テーピングがパフォーマンスの向上に役立つことがあります。筋肉のサポートや安定性の提供により、怪我の予防や身体の動きの最適化が期待されます。

テーピングを行う際には、いくつかの注意点があります。以下は一般的な注意点です：

1. 正しいテクニックを使用する: テーピングを行う前に、正しいテクニックを学ぶことが重要です。不適切なテーピングは効果がないだけでなく、逆に怪我を悪化させる可能性もあります。
2. 皮膚の清潔: テーピングを行う前に、対象となる部位の皮膚を十分に清潔にし、乾燥させることが重要です。皮膚に汚れや油分が残っていると、テープがうまく密着せず、皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
3. 過度な引っ張りを避ける: テーピングを行う際には、テープを過度に引っ張らないように注意する必要があります。過度な引っ張りは、皮膚や筋肉に負担をかけ、不快感や怪我のリスクを増加させる可能性があります。
4. 適切な圧力を保つ: テーピングを行った後は、適切な圧力を保つことが重要です。テープを貼った部位が過度に圧迫されると、血行が阻害される可能性があります。逆に、十分な圧力がかからないと、テーピングの効果が弱まる可能性があります。
5. 長時間の使用を避ける: テーピングは通常、一時的なサポートや治療目的で使用されるため、長時間の使用は避けるべきです。長時間の使用は皮膚の呼吸を妨げ、皮膚のトラブルや過敏症のリスクを高める可能性があります。
6. 専門家の指導を受ける: テーピングを行う際には、専門家の指導や監督を受けることが望ましいです。特に初めてテーピングを行う場合や、複雑な状況でのテーピングの場合は、トレーナーや医療従事者のアドバイスを受けることが重要です。

これらの注意点を遵守することで、テーピングの効果を最大限に引き出し、安全かつ効果的な治療や予防を行うことができます。

当院は、トレーナー活動もしております！連絡いただけたらすぐに駆け付けますのでご連絡お待ちしております！